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“おでき”の炒めものー炒疙瘩

アツアツをほおばると、むぎゅっとした疙瘩としゃきっとした野菜の食感が一度に口の中に現れる。名前の由来となった「おでき」からは想像できない味わいに、北京の粉もの料理の奥深さを改めて教えられる。

中国北部の主食は小麦粉を原料としたものが多い。北京の人々も、小麦粉をおいしく食べる工夫を重ね、さまざまな麺や小吃などを編みだしてきた。今回紹介する〝炒疙瘩〞も、麺から進化を遂げた粉もの料理の一つだ。

炒疙瘩の歴史は意外と新しく、民国初年ごろ。和平門で広福館という飲食店を営む穆親子が、売れ残った麺を練り直し、野菜と炒めてまかない料理を作ったところ、絶妙な食感になることに気づいた。その後改良を重ね、「おでき」のような小さな塊を意味する疙瘩と名づけ売り出すと、名前の妙とおいしさが評判を呼び、瞬く間に店の看板料理となる。店主が亡くなったのを機に広福館は閉じられたが、炒疙瘩は他店に受け継がれ、北京を代表する料理となった。

炒疙瘩の作り方は、棒状に練った小麦粉を手や包丁で大豆ほどの大きさにして茹で、切り揃えた青豆や人参、牛肉といった具材と一緒に炒める。中華みその黄醤などで味を整えれば出来上がりだ。

5店舗を構える北京家庭料理の人気店
1984 年開業。現在は市内に5店舗を構える人気の北京家庭料理店。看板メニューは炒疙瘩で、牛肉やキクラゲ、羊肉などが入った風味タイプと具が少しめに入った精品タイプがある。

本店: 朝陽区紅廟北里85 号楼
TEL:6502-5745
炒疙瘩9.5 元~(50g単位で増量可能)

 



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